労組ジーケーアイ

派遣社員の直接雇用や長時間労働の是正などに取り組んでます

労組ジーケーアイ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

派遣協会が署名活動、登録型派遣の温存求め

雇用が失われると脅し文句連ね

    派遣切り問題の責任感まったく欠如



日本人材派遣協会(会長・坂本仁司アヴァンティスタッフ社長)は、登録型派遣の温存を求める署名活動を6月23日から始めた。この日は、民主、社民、国民新の三党が登録型派遣の制限を柱とする労働者派遣法の改正案を今国会に共同提出した日。この署名活動は、三党案に反発し、潰そうとする動きである。

署名用紙には、派遣労働者に対して”仕事がなくなるぞ”と脅し文句を連ねている。彼らの用いる常套手段である。登録型派遣が禁止されるとどうなるのか、次のように書かれているので、そのまま引用する

派遣スタッフにとっては
・登録型派遣で、一般事務や販売、介護、軽作業などの仕事で働くことができなくなります
・一日や一週間といった都合にあわせて、派遣で働くことができなくなります
・次の仕事に就くまでの繋ぎで、派遣で働くことができなくなります


労働者派遣は、約130万人の雇用を生み出しました。その一方で、今回の不況により多くの方が人員削減の対象となり、仕事を失ったのも事実です。しかし、それでもなお、約100万人の方が今も派遣で働き、仕事を求めて登録に来られます。これだけ多くの方が必要としている派遣という働き方を守って行きたいと考えています。
社団法人 日本人材派遣協会は労働者の雇用を喪失させ、経済活動の停滞を招くような規制強化に反対していきます。



人材派遣協会の首脳たちには、「派遣切り」という社会問題を引き起こした当事者であるという自覚がまったくないことが、この署名から見て取れる。

協会は「約130万人の雇用を生み出した」などと宣伝しているが、働く側から言えば、約130万人もの人々を不安定な雇用に就かせたということである。登録型派遣という不安定な雇用形態がなければ、この130万人の人たちは直接雇用され、もっと安定して働くことができたに違いない。企業は人が必要であれば、何らかの方法で人材を獲得するものだ。好調なときは人を確保することで利益も拡大することができるからだ。労働者派遣で130万人の雇用が生まれたその背後では、それと同等の直接雇用の機会が失われたのだ。労働市場全体でみれば、雇用機会はプラスマイナスゼロ。むしろ、雇用の質が劣化したという点では、社会に悪しき影響をもたらしてきた。

協会も言っているように、この不況で130万人の雇用が一気に100万人に減少したということは、しっかりと認識しなければならない。130万人のうち30万人が一気に解雇される働き方を望む人がいるだろうか。およそ23%の人が失職している計算になる。


登録型派遣が禁止されれば、契約社員や正社員の雇用が増える。 派遣協会などのデマに騙されてはいけない。登録型派遣を制限したうえで、われわれ労働組合はもちろん、会社も、政治も、われわれひとりひとりも、良質な直接雇用を増やす努力をしていかなければならない。質の悪い雇用を駆逐し良質な雇用を増やしていく具体的な取り組みも必要だ。これまでは「悪貨は良貨を駆逐する」のたとえとおり、派遣を解禁したことで、雇用の質が劣化してきたが、しかしこれではもうダメだと気づいている。反転攻勢の時である。


事実、労組ジーケーアイは、9人の派遣労働者を直接雇用の契約社員に転換させた。有期雇用という問題は残されているにもかかわらず、9人の方の中で派遣の方が良かったという人は一人もいない。派遣労働にニーズがあるというのは欺瞞に過ぎない。自分自身の経験から確信している。


クリックの応援 お願いします。


にほんブログ村 OL日記ブログ 派遣OLへ
にほんブログ村





スポンサーサイト
[ 2009/06/29 13:06 ] 派遣法 改正へ | TB(0) | CM(0)

女性契約社員へのセクハラ、泣き寝入りしないために

健全な労組が職場に必要

メーカーの契約社員として百貨店に勤める40代の女性がセクハラの被害にあってしまった様子が、朝日新聞の記事(下記参照)に簡明に記されている。セクハラをしたのは百貨店の正社員。メーカーの契約社員である彼女にとって百貨店の正社員はお得意様。機嫌を損ねるわけにはいかなかったのだろう。さらに彼女は契約社員だから、もし得意先とモメゴトを起こしたとされてしまえば、契約を打ち切られる恐れがあったと思う。彼女は取引関係と雇用関係で二重に弱みを抱えながら仕事をしなければならなかった。派遣社員と同じような立場にあったといえる。

彼女は、職場で人気のない階段などに呼び出され、正社員の男から手を握られたり、キスされそうになる。このようなことが繰り返され、それが6ヶ月続いたころ、彼女はとうとう体調を崩し、休職に追い込まれてしまった。

彼女は百貨店に苦情を申し立てたが、加害者である正社員へのお咎めはなく、謝罪もないままだという。

この記事を読んで、健全な労働組合があれば、このような問題は起きないと思った。たとえこのような問題が起きたとしても、正社員に謝罪させるなど誠実な対応がなされると信じたい。

ところで、公益通報保者護法という法律がある。犯罪や法律違反を職場で発見したら、そこで働く人は、その問題を見て見ぬふりをするのではなく、積極的に申告しましょう、という法律だ。違法行為が延々と続いてしまうのは、不健全だからだ。違反行為を通報されたことを理由に解雇したり、配置転換するなどの報復措置を禁止し、不正の通報を促している。

この法律では、通報先として、行政機関、労働分野で言えば、労働基準監督署などのほか、労働組合も通報先として認められると定めている。労組の本来の役割を考えれば、当然のことかもしれないが、社会の不正を正す役割が労働組合に期待されていることを、この法律を通して、改めて確認したい。

労組ジーケーアイがこのようなセクハラ相談を受け、彼女が組合による解決を希望したなら、百貨店に対し直ちに団体交渉を申入れ、謝罪と改善を求めていくことはいうまでもない。


公益通報者保護法は第一条で通報の意義を格調高く述べている。

 この法律は、公益通報をしたことを理由とする公益通報者の解雇の無効等並びに公益通報に関し事業者及び行政機関がとるべき措置を定めることにより、公益通報者の保護を図るとともに、国民の生命、身体、財産その他の利益の保護にかかわる法令の遵守を図り、もって国民生活の安定及び社会経済の健全な発展に資することを目的とする




セクハラ事例



クリックの応援 お願いします。



にほんブログ村 OL日記ブログ 派遣OLへ
にほんブログ村


















[ 2009/06/27 19:32 ] 労働組合 | TB(0) | CM(0)

働き方の知識不足をなくそう! その2

前回の記事を書くきっかけとなった朝日新聞の記事がある。竹信三恵子・朝日新聞編集委員「働き方のルール」(09.6.25、下記の画像参照)だ。勤め人(労働者)の知識不足が現れている部分を引用する。

働き方をめぐる社会の知識不足は新聞社への投書からもうかがえる。
  「正社員は長期雇用だからと退職させてくれない
  「成果主義だから成果が出るまで働けと帰宅させてくれない
といった例は珍しくない。
  正社員は社員がやめてはいけない働き方ではない。
  労働時間についても社員の健康の点から週40時間という法律がある。
そんなイロハが理解されていない。労働担当記者の間で「車の運転免許試験のように、会社設立にも労働基準法の試験を義務づけては」といった案が半ばまじめに話し合われるほどだ。



民法627条の条文を見てみよう。そこに正社員の退職が定められているからだ。辞表提出後、2週間すると退職となる。少し難しいが、条文をそのまま引用する。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。



この条文の3項には、契約社員の辞職についても定められており、6カ月以上の契約社員の場合は3か月以上前に申し出なければならないとされている。

六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三箇月前にしなければならない。


多くの会社は契約社員の退職であっても1カ月前に申し出ればよいこととしているので、この条文に必ずしも縛られる必要はない。重要なことは、法律の考え方は、正社員はすぐやめることができ、契約社員の方がむしろやめにくい、ということだ。おそらく、日本の多くの人が常識として抱いている考え方とは正反対の内容だと思う。



竹信視点





働き方の知識不足をなくそう! 推薦教材

教材紹介

労働組合の組織率の低下が続いた結果によるものであろうか、働き方のルール=労働法=を知らない人が増えてしまっている。働くルールの知識不足は労働者だけではない、企業の経営者も同じだ。労組を拡大しようとすると、労働法の教育から始めなければならないというのが実態だ。ここで労組ジーケーアイおススメの教材を二つ紹介する。


1、東京都労働相談情報センター(ここをクリック

  ポケット労働法、パート労働ガイドブックなど無料の資料を得ることができる。
  http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/siryo/panfu/


2、連合DVD「組合の力があれば」ユニオンガイド
  http://www.jtuc-rengo.or.jp/shuppan/eizo/union_guide.html

組合活動をしたことがない人は、連合のDVDを何度も見て、その次に、都労働相談情報センターが無料で配布している「ポケット労働法2008」をしっかり読み込めば、労働組合の役割など基本的なところは理解できると思う。

次に労組ジーケーアイに相談に来て欲しい。一緒に解決しましょう!



クリックの応援 お願いします。




にほんブログ村 OL日記ブログ 派遣OLへ
にほんブログ村











上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。