労組ジーケーアイ

派遣社員の直接雇用や長時間労働の是正などに取り組んでます

労組ジーケーアイ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

結婚し子を設けられる社会(会社)にしよう

 結婚、出産を阻む雇用制度
    正規と非正規の垣根外そう!

  朝日新聞2月3日付けに出生率についての興味深い記事があった。フランスは2.02と先進国では高い水準にあるのに対し、そのお隣ドイツは1.37と、日本の1.34とほぼ同じ低い水準(いずれも07年度)となっている。
  働き方に注目すると、両国には大きな違いがある。フランスのパリ市では、育児休暇取得後2カ月以内に職場に復帰する人がおよそ75%にのぼっている。これに対して、ドイツでは多くの女性が仕事を辞め出産後、数年間は育児に専念する。その後、職場復帰するにしてもパートになることが多いようだ。なんだか、ドイツと日本は似ていると思う。
  「男性は仕事、女性は育児」という意識が強く、女性は、仕事か育児の選択を迫られている。女性が子供を産みたいと思えば、出世を諦めなければならないわけだ。こんな社会だと、仕事を大切にする女性なら、出産をためらってしまうのは当然だと思う。フランスのように、出産することがなんら仕事に支障がでない考え方(文化)とともに、税負担の軽減など経済的なサポートが必要だと思う。

結婚、出産0001結婚、出産0002



  続いて朝日新聞の社説<希望社会への提言19 「こども特定財源」こそ必要だ>(08/3/3)にも注目したい。1.50と日本で二番目に高い出生率の福井県の取り組みとともに、企業の果たす役割についても指摘している。福井県は失業率が低い。フランスと同様、共働き率が高い。その結果、世帯収入が高い。いずれも全国最高水準である。そして、企業の取り組むべき課題について述べている部分を少し長いが引用する。

  「雇用が安定し、将来の見通しが立たないと、若い人は結婚・出産になかなか踏み切れない。福井の例は「安定した雇用」が出生率の向上にも結びついていることを示している。
  働き方の改善も不可欠だ。いまだに週60時間以上働く人が10%以上いるし、出産した女性の7割が会社をやめている。こんな働き方が、出産に二の足を踏ませていることを忘れてはならない。
  正社員は長時間労働で心身の疲労が激しく、家族のだんらんも持てない。非正社員の方は時間的なゆとりはあるが、経済的に自立できない。こんな構造が出産・子育ての障害になっている。
  少子化対策は企業にとってもけっしてムダな投資ではない。長い目でみれば、働く女性や若い労働力を確保できる。」

  正社員と非正社員が並んで仕事をするのがいまは普通になっている。このことは、正規、非正規の双方に不幸をもたらしている。正社員は長時間労働となり、過重な責任を負わされるようになる。管理職でもない若い正社員が、ひと昔前の中間管理職に近い職責を負わざるを得ない環境だ。こんな働き方、もうやめてほしいと悲鳴を上げている正社員も多い。賞与も退職金もない非正規労働と比べられれば、正社員はサービス残業でもなんでもせざるをえない気持ちになる。

 私は呼びかけたい。政府はワークライフバランスなどと言って、問題の本質から目をそらそうとしている。本当に問題を解決しようと思うなら、今こそ、正規と非正規の垣根をとる時だ。責任を適正に分担するのが健全な働き方だ。女性正社員が結婚できずにいるのも可哀想だ。契約社員で給料が安すぎて結婚をためらう男も哀れだ。クタクタの男性正社員は果たして勝ち組だろうか?正規と非正規に分けて管理する手法のマイナス面が大きくなってきた。非正規の能力は発揮されず、結果、その企業の活力は高まらない。経営者も考え直すときに来ている。

  希望の実現を妨ている要因を一つひとつ取り除き、条件を整えていこう!


結婚、出産0004



[ 2009/02/07 22:45 ] 社会論 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。