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読書 『 ルポ 貧困大国アメリカ 』  堤 未果  岩波新書


  生存権奪われ 使い捨にされる弱者


   高橋伸彰・立命館大教授による書評から引用します<朝日新聞3月2日付>。
 ○マイホームの夢と引き換えに
  膨大な借金を背負って破産する貧しい移民
 ○人災とも言えるハリケーンの被害で
  路頭に迷う国内難民
 ○保険会社だけが潤う医療保険の下で
  過酷なノルマを強いられる医師
 ○高額の医療費を払えずに
  病院から排除される患者
 ○甘言に弄されて学費欲しさに軍隊を志願し、
  帰還後は心的外傷性ストレス障害(PTSD)に苦しみ廃人と化す若者
 ○目先の職と高賃金に引かれ
  戦地に「民間人」として派遣され、生命を落とす失業者
 などで、今のアメリカは溢れているという。

 評者である高橋教授は指摘する。
「そうした現実は、教育や医療、果ては国家間の戦争までを民営化した
アメリカにはびこる新自由主義の顛末でもある。
いまや『この世界を動かす大資本の力はあまりにも大きく』、
かつて福祉国家の領域だった公共サービスの分野に、
利益第一の民間企業が次々と侵入しているのはアメリカだけの現象ではない。
同じことは小泉改革後の日本でも生じているのだ」と。

 グッドウィルグループの「コムスン」(違法行為により売却)など民間企業によって、
 日本の介護福祉サービスは供給されている。
 保育園、幼稚園などが次々と民営化されている。

政治にわれわれの声を反映させなければならない。




[ 2008/03/02 11:06 ] 未分類 | TB(1) | CM(0)
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